胸のマッサージ

胸を大きくする揉み方は肩もみじゃない!?

2017/03/25

胸 大きくする揉み方

ちまたでは、まことしやかに噂がうわさを呼んでいるようですが、胸を大きくする揉み方ということで、肩を揉むのと同じように胸を揉んでいる方もいらっしゃいます。しかし、これでは返って悪くしてしまうことが考えられます。

何が正しい方法で何が間違った方法なのか。このコラムを読み終えた後には、あなたにも「胸はどうすれば大きくなるのか」が見えているかもしれません。

1. 胸は揉むのではなく、優しくマッサージ

揉むというと肩を揉むのようなイメージを抱きますが、胸に関して言えば、胸を大きくする揉み方ではなく、優しくマッサージをしてあげるといった表現のほうが正しいかもしれません。

胸にある脂肪の中には、クーパー靭帯があります。このクーパー靭帯は胸を支えていてくれていますが、タンパク質の線維組織でできており、足首の靭帯と同様に頑丈なものではありません。その証拠にかなり年配女性の胸が下がっているのは、このクーパー靭帯が伸び、切れていることが考えられるからです。

胸を大きくする揉み方ではないですが、胸を大きくしたいのであれば、シャワーマッサージが効果的です。入浴中にバスタブに半分までの温めのお湯につかりながら、胸に円を描くようにシャワーの水圧でマッサージします。1分間、両胸で2分間すると大変効果的です。

また、胸を大きくする体操も効果が期待できます。「腕立て伏せ」や「合掌のポーズ」などは簡単にできて、すぐにでも始めることができます。

2. 女性ホルモンと乳腺と脳

言葉の意味だけをとらえれば胸を大きくする揉み方はないといえます。胸を大きくする揉み方ではなく、前述しましたように、優しくマッサージをすることにより女性ホルモンが増え、乳腺が発達すると胸は大きくなります。

女性ホルモンは性的な興奮でさらに分泌が増えますが、この興奮は身体のどの部分が感じているかといえば、それは脳で感じているのです。

脳の中枢神経にあって神経伝達物質であるドーパミンは興奮物質ともいわれ、運動調節、ホルモン調節、感情、意欲、学習などにかかわっているといわれています。このドーパミンが脳から出されれば、血流が増え胸に栄養が運ばれ、胸が大きくなることが考えられます。

よくカッーとして胸が熱くなるとかいいますよね。「PEA」フェネチルアミンは恋愛ホルモンともよばれているように、血液中にドーパミンを増やす働きがあります。チョコレート、チーズ、赤ワインなどに含まれていますが、このホルモンは恋愛関係にある男女の間で最長で3年までしか分泌されません。

つまりどんなに熱く燃え上がった恋愛でも3年で終わりになり、その後は惰性や情や相性などで形作られた生活を繰り広げることになるのです。

恋愛だけでなく片思いでも、胸がときめき心臓が音を立てて鳴り響くような時があります。この胸のときめきは脳に伝えられ、卵巣に連絡が行き、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が活発化していきます。

彼のいない女性も心配いりません。恋愛や片思いの男性がいなくでもこの感情は別の感情で、小説、ドラマ、映画を見て感動したときの感情で代わりがきくのです。心が揺れ、感動すればエストロゲンの分泌が増え、胸が大きくなる可能性が増えることになります。

彼がいる方は、彼に胸を揉んでもらったら、心が揺れているのですから、エストロゲンの分泌が増え、胸が大きくなることが期待できます。

しかし、胸を大きくする揉み方をしてもマイナスの面もあるのです。前述しましたように、力が入り過ぎてしまって胸の脂肪の中にあるクーパー靭帯を伸ばし、切るといったことが起こるおそれがあるのです。

クーパー靭帯は伸びたり、切れたりしたら元へは戻りませんから、これを思うとせっかく彼に揉んでもらっても元も子もなくなってしまうことになりかねません。

よく顔のマッサージで間違ったマッサージをするくらいならしない方がましといいますよね。それと同じことが胸の揉み方にもいえるのです。

3. 乳首への刺激とは?

脳の視床下部というところから分泌されるホルモンにプロラクチンがあります。思春期の女性の胸を大きく膨らませる働きがあるプロラクチンは、女性が妊娠すると乳腺を発達させ胸を大きくし、出産すると母乳を作り、乳児が乳首を吸うと母乳がでるようにさせるホルモンです。
自然にプロラクチンが分泌されるのはこの二つの期間しかなく、それ以外は分泌されないホルモンなのですが、ある条件の時にだけ分泌されます。

プロラクチン受容体はプロラクチンの分泌を受け入れる入れもののようなもので、このプロラクチン受容体は女性ホルモンのエストロゲンが分泌を促し誘導します。

胸の上にはプロラクチンがあり、胸の周りには成長ホルモンがあって、二つのホルモンが分泌を促すと胸が大きくなる可能性があるといわれています。

ある条件とは、成長ホルモンの分泌量が多く、プロラクチン受容体の量が多いとき、成長ホルモンがプロラクチン受容体と結合して、脳へ刺激を与えることができるとしています。

つまり大人になってからでも、女性ホルモンのエストロゲンを多く分泌させ、成長ホルモンの分泌量が増えれば、胸の発育が望める可能性があるということなんです。

また、成長ホルモン、プロラクチンともに睡眠中に分泌量が増えるので夜の10時には睡眠できるように睡眠時間の確保は重要です。あなたが眠っている間に、胸が大きくなるといっても過言ではないかもしれませんね。

4. 成長ホルモンと女性ホルモン

成長ホルモンは成長期の子供が成長するときにだけ、分泌されるホルモンだと思われていたのですが、そうではなく分泌量は減るものの若返り(アンチエイジング)、美肌、ダイエット、筋力アップなどに欠かすことができないホルモンだとわかってきました。

胸を大きくする揉み方だけを追求するのではなく、成長ホルモンについて考えてみるのもバストを大きくするための一つの方法だと思います。

では、どんな時に私たちの生活の中で、成長ホルモンは分泌しているのでしょうか?それは、筋トレの後、睡眠中、空腹の時に成長ホルモンが分泌されています。

ここで、成長ホルモンを分泌させるための筋トレをいくつかご紹介します。筋トレはスロートレーニングといって、1週間に3回ぐらい1日置きにすることが効果的です。

・ニートゥチェスト
①床の上に足を延ばし、両手をお尻より少し後ろにつきます。
そこから床から足を少し浮かし静止します。
②3秒かけて、膝を曲げ太ももをお腹に近づけていきます。このとき、胸も後ろから前に引きつけていきます。
③膝がお腹に近づいたら、3秒かけて足を伸ばします。足が伸びたとき床にかかとが付かないようにします。
④1秒間静止したのち、②と③を5回繰り返します。

・スクワット
①両手を胸の前で交差させ、足を肩幅にひらいて、太ももが床と水平になるぐらいまで膝を曲げ、お尻を後ろに突き出すような姿勢で止まります。
②3秒かけ、膝を伸ばします。完全に伸ばさないようにしてください。
③膝が伸びる前、3秒かけて膝を曲げます。
④1秒静止し、②と③を5回繰り返します。

・バックエクステンション
①椅子に浅く腰掛け、両手を胸でクロスさせ、足を大きく広げます。
その状態で上体を前に倒し、背中を丸めお腹を覗くようにして静止します。
頭が両ひざより下に来るまで上体を下げます。
②みぞおちを軸に3秒かけて上体を反らしながら起こします。
反らしすぎると腰を痛めるので注意してください。
③起き上がった上体を3秒かけて①に戻します。
④1秒静止し②と③を5回繰り返します。

・プッシュアップ
①床にうつ伏せになって寝た状態、両手を肩幅の1.5倍ぐらいに広げ体を浮かします。
あごが床につかないぐらいに膝を曲げ、膝とつま先は床についた状態で止まります。
②3秒かけ肘を伸ばします。肘を完全に伸びきらないようにしてください。
③3秒かけ肘を曲げ、体を床に近づけ最初に戻します。
④1秒止まり、②と③を5回繰り返します。

・アームレッグクロスレイズ
①四つん這いになって膝を肩幅ぐらいに開きます。その状態で左手と右足を床から浮かし、伸ばしたまま止まります。
②3秒かけ背中を反らしながら、左手と右足を上げます。腰を痛めますので背中は反らしすぎないでください。
③3秒かけ左手と右足を下げます。
④1秒静止し②と③を5回繰り返します。
⑤手足を代えて、同じ動作を5回繰り返します。

成長ホルモンを分泌させるために、ゴールデンタイムといわれる新陳代謝に最適な時間、午後10時から午前2時までの間に睡眠を取ると成長ホルモンの分泌も増えます。

また、成長ホルモンを分泌させるために、空腹を感じてから食事をするように心がけましょう。よく時間だから食事をするとかありますが、これはNGです。お腹が「グウー」と鳴っている時に成長ホルモンが分泌されますので、食べる時間をずらしてでも空腹を感じてから食べるようにしましょう。

胸を大きくする揉み方と並行しながら、成長ホルモンの分泌を心がけていけば、より効果が出てくるかと思います。

ところで、成長ホルモンと女性ホルモンを多く分泌させるために、食事はどんなものを食べればいいのでしょうか?

人間の体はほぼタンパク質でできていますから、高たんぱく低カロリーの食品を摂ることが大切です。牛肉、豚肉、鶏肉、魚、卵、乳製品、豆類などですね。

また、大豆製品、納豆、豆腐、みそ、油揚げ、高野豆腐などに含まれる大豆イソフラボンが女性ホルモンに似た働きをします。

キャベツ(ボロン)はエストロゲンの働きを活性化し、チーズにはアミノ酸が豊富で低カロリーです。根菜は代謝がよくなります。水溶性食物繊維として、さといも、じゃがいもなどは便秘予防にもつながりますし、一石二鳥ですね。

おわりに

いかがでしたでしょうか?胸を大きくする揉み方といっても、肩揉みのようにするのではなく、優しいマッサージのようなイメージで行うことが大事です。

人口に占める彼のいる女性は40%、彼女のいる男性は30%といわれています。ひょっとしたら、彼女のいない男性の願望が根拠のない情報を蔓延させているのかもしれませんが、胸を大きくする方法は、ご紹介しましたようにさまざな観点から考えられます。

身近にできることを一つずつ継続していくことが結果につながりますので、まずはご自身で毎日継続的にできることから一歩踏み出してみましょう。


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